首都圏内陸部の要に位置する物流センター
日本ロジスティクスファンド投資法人は2月25日、「三郷物流センター」の取得を決定したことを発表した。取得価格は、38億7,300万円。NOI利回り(純営業収益)は、5.7%。
「三郷物流センター」は、日本ロジスティクスファンド投資法人のスポンサーであるケネディクス社が開発を手掛けた物件で、首都圏内陸部における物流の要衝“三郷エリア”に立地する。
常磐自動車道、首都高速6号三郷線、東京外環自動車道がクロスする三郷インターチェンジの至近に位置するため、首都圏全域はもちろんのこと、全国主要都市への良好なアクセスを誇る。
一般道では環状線である国道298号や、都心部につながる日光街道などが利用可能。東京北東部や埼玉南部の大消費地へ、低コストかつ短時間で配送することが可能だ。
(画像はプレスリリースより)
テナントニーズを満たす施設仕様
テナントとして、埼玉南部を中心に事業を展開する総合物流会社と25年間の定期建物賃貸借契約を締結。長期間にわたって、安定した収益が期待できる。
施設仕様は柱間隔約11メートル、有効天井高5.5メートル以上、基準階床荷重1平方メートルあたり1.5トン。雨天時でも作業がはかどる片面11スパンのトラックバースと、5機の垂直荷役設備を備え、テナントニーズを満たすとともに、複数テナントによる分割使用にも対応可能だ。
「三郷物流センター」取得による2014年1月期(第17期)、2014年7月期(第18期)の運用状況予想に変更はなし。
日本ロジスティクスファンド投資法人は、物流施設特化型REITのパイオニア。物流施設の取得競合に勝ち残るため、今後もスポンサーのパイプラインを活用した優良物件の取得を進めていく。
日本ロジスティクスファンド投資法人のプレスリリース
http://8967.jp/site/file/tmp-7Wh88.pdf