終末期の訪問マッサージ
東京都葛飾区にある、訪問マッサージを行っている「トータルケアかつしか」によると、終末期の訪問マッサージの依頼は2012年に比べ、約2倍となっているという。
(画像はホームページより)
現在、終末期を自宅で過ごすことができる人はごくわずかで、8割以上の高齢者は病院や診療所で亡くなるのが現実である。しかしながら、「終末期を自宅で過ごしたい」というニーズそのものは高く、そのため、終末期を少しでも心穏やかに過ごすための「訪問マッサージ」の依頼が高くなっていると思われる。
終末期患者向け訪問マッサージの必要性
「トータルケアかつしか」によると、終末期患者に訪問マッサージが求められている理由はいくつかある。
まずは、訪問マッサージそのものの認知度の向上。「トータルケアかつしか」では医療保険を使った訪問マッサージを行っており、メディアでも数多く取り上げられている。これらも認知度向上の背景にあるであろう。
加えて、終末期には物理的な「痛みを取り除く」ことが必須であることが揚げられる。「痛みを取り除く」ことは患者が精神的にも良好な状態で終末期を過ごすことにもつながり、相乗効果がある。
今後さらなる超高齢化社会を迎える日本では、ますますこのようなニーズは増えると思われ、その体制作りが求められる。
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