バレンタイン恒例の「つもり」募金
毎年このシーズンになると気になるのがバレンタインデー。本命へのチョコレート選びは楽しいものだが、会社の同僚・上司への義理チョコ選びはそうもいかない。誰にあげるか、値段はどのくらいにするか、頭を悩ませるものだ。
もらう方も落ち着かない時期だろう。誰からどのくらいもらえるのか、お返しは何にしたらよいのか。あげる方ももらう方も、いっそやめてしまえばスッキリするかもしれないが、そうもいかないのが職場の義理チョコかもしれない。
そんな義理チョコやホワイトデーのお返しを「あげたつもり」で募金しよう、というチャリティが21年も続いている会社がある。共栄火災海上保険株式会社だ。「“義理チョコ・あげたつもり・もらったつもり”バレンタイン・チャリティ募金」と題して女性社員有志が1口500円の募金を集め始めたのは1993年のこと。それから毎年続けられている。
(画像は共栄火災海上保険株式会社公式サイトより)
西アフリカの植林活動へ
バレンタインシーズンに集められる募金額は年によってばらつきがあるが、ここ7年は毎年150万円をこえており、昨年までの累計金額は2,981万円以上になる。
募金は第1回目から国際NGOマザーランド・アカデミー・インターナショナルに寄付されており、砂漠化と貧困に苦しむ西アフリカで、井戸掘りや植林活動に使われてきた。マザーランド・アカデミー・インターナショナルでは「木々は砂漠を潤し、教育は民を潤す」との考えのもと、井戸掘り、植林活動、農地作り、学習所建設をセットで行い、貧しい土地で生活する人々の自立支援を続けている。
(画像はイメージです)
共栄火災海上保険株式会社の社会貢献活動
http://www.kyoeikasai.co.jp/