在宅介護事情調査を実施
日清オイリオグループは、在宅介護に携わる介護従事者100名を対象に「要支援・要介護者の筋力に関する実態調査」を行った。
「サルコペニア」知っていますか?
「要支援・要介護者の筋力の衰えを感じることはありますか」という質問では、介護従事者の92%が「感じる」と回答し、ほとんどの要支援・要介護者に筋力の低下が見られることが分かった。また、要支援・要介護者の運動習慣について、「自発的に身体を動かしている」と回答したのは33%と少数だった。
また、筋肉量の減少を示す「サルコペニア」という言葉を知っている介護従事者は19%、肥満により筋肉量が減少する「サルコペニア肥満」については13%にとどまった。介護従事者であっても、「サルコペニア」の用語が浸透していないことが明らかとなった。
筋肉をつけるためには?
要支援・要介護者の筋肉をつけるための工夫については、「食べやすいように、柔らかさを考慮する」と回答したのが42%と最も多く、「1食に提供する料理の品数を増やす」、「少量で高エネルギーの食事がとれるような献立の工夫をする」といった回答が上位を占めた。
日清オイリオグループのプレスリリース
http://kaigo-press.com/kaigo/2014/01/22/4514.html