戸建て街区で着工
パナホームと三井不動産レジデンシャルの2社は19日、神奈川県藤沢市南部のパナソニックグループ工場跡地約19ヘクタールで進めている大規模な開発事業「Fujisawaサスティナブル・スマートタウン(以下、略称Fujisawa SST)」の戸建て街区(約600区画)で、パナホーム「パナホーム スマートシティFujisawa SST」と、三井不動産レジデンシャル「ファインコートFujisawa SST」が着工したと発表した。2014年3月までに計100戸が竣工予定だという。
「Fujisawa SST」は、藤沢市とパナソニック株式会社をはじめとする12社によるスマートシティ・プロジェクトで、住宅約1000戸(戸建て住宅約600戸、集合住宅約400戸)、商業施設、健康・福祉・教育施設などを建設する大型プロジェクト。
非常時にも対応可能な「創蓄連携システム」を全戸に導入
【自然の恵みを取り入れた「エコで快適」、「安心・安全」なくらしが持続する街】を目指すため、大規模開発事業では日本初となる「創蓄連携システム」を全戸に導入し、CO2排出量プラスマイナス0を実現するほか、停電時などの非常時に、生活継続に必要な電力供給先へ自動切り替えができるようにする。
同プロジェクトは今月12日、CO2削減の実現性に優れた住宅・建築のリーディングプロジェクトとして、国土交通省から「住宅・建築物 省CO2先導事業」に採択された。
総事業費は約600億円を見込んでおり、2018年度の完成を目指している。

パナホーム
http://www.panahome.jp/パナホーム×三井不動産レジデンシャル Fujisawaサスティナブル・スマートタウン
http://fujisawasst.jp/