2017年に年間売上高300億円を目指す
三菱電機株式会社は、新しいメキシコ子会社であるMitsubishi Electric Automotive Mexico, S.A. de C.V.(三菱電機オートモーティブ・メキシコ社)が、10月から自動車部品製造・販売業務を開始したと、10月8日付ニュースリリースで発表した。
車の生産が盛んであるメキシコの新しい拠点は、南北アメリカでの自動車部品事業の拡大において、三菱電機をより優位な立場に置くであろう。同社は2017年に年間売上高300億円、2.75億ドルの達成を目指している。
(画像はニュースリリースより)
自動車機器事業のさらなる拡大を目指す
南北アメリカの自動車販売が上昇し続けている中で、メキシコの自動車生産は回復基調にある。メキシコでの新たな製造・販売基盤は、自動車部品の現地供給と同時に、強い価格競争力と南北アメリカ全体での効率的な事業体制のため、三菱電機にしっかりとした足場を提供する。
メキシコ子会社は、自動車機器事業のさらなる拡大を目指して、米国を拠点とする三菱電機オートモーティブ・アメリカ社(Mitsubishi Electric Automotive America, Inc.)との緊密な協力で操業開始している。
メキシコ子会社は、ケレタロ州エルマルケス市に位置し、敷地面積は152,000m2で、約80名を雇用している。主な取扱品は、オルタネーター、スターター、カーマルチメディア製品、カーメカトロニクス製品などである。

三菱電機ニュースリリース
http://www.mitsubishielectric.com