今後3年間で940万ドルを投資する計画を発表
アメリカの自動車部品メーカー・ボルグワーナー社は14日、今後3年間でイリノイ州のディクソン工場に940万ドルを投資し、新たに40事業を追加する計画を発表した。
ミシガン州のオーバーンヒルズに本社を置く同社は、生産能力の拡張により環境に優しい技術に焦点を当て、排気ガスの排出量を削減し、乗用車や商用車の燃料節約を向上させる為の技術を促進するとコメント。
ボルグワーナー社は変速機など動力伝達機構の開発・生産を手掛ける大手企業で、EGR製品市場におけるリーダーの地位を獲得してきた。
新事業への期待
ディクソン工場の工場長、パディ・ランゲは「都市基盤は投資のカギである」と述べ、ディクソン工場は北米で拡大しつつある顧客需要を満たす為の生産能力を提供できると見ている。
2013年7月に創立50周年を迎えたディクソン工場では現在210名の従業員が稼働しており、労災数や疾病数においては5年間で最小を達成。2013年にボルグワーナーグローバル安全賞を受賞している。
プレスリリースによると、新事業は製造および生産工学、サプライヤーの品質、サプライチェーンなどの分野で技術向上が期待されている。
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