本取引分野では初連携となる日本民間投資家への食糧安保債販売
大手多国間銀行でありAaa(ムーディーズ)、AAA(スタンダード&プアーズ)、AAA(フィッチ)の格付けが付与されているアフリカ開発銀行(以下、AfDB)と、日本に拠点を置く野村グループ・野村証券会社(以下、野村証券)は、日本国内民間投資家へ食糧安全保障債を販売することを発表。
この取引分野では初となる今回の連携では、AfDBが食糧安全保障債(3年期間のブラジリアンレアル建て債券)を発行し、野村証券がこれを引き受け、全国展開するフランチャイズ・サービスを通じ販売されることとなる。
食糧安保債貸付金と同等額を食糧安保対策分野へ
AfDBは加盟国の経済成長と貧困削減の支援を目的として農業及び食糧安全保障問題に特に力を入れており、食糧生産量増加と食糧安全問題解決の推進によってアフリカの農村地域の生活レベル改善を図っている。
今回、連携による食糧安全保障債貸付で発生する金額と同額を、それらの分野にあてるとされており、野村証券は投資家との架け橋となる役割を担うとともに、これにより食糧安全保障事案のサポートをしていく。

AfDB
http://www.afdb.org