紫外線から眼を守るために
金沢医科大学眼科学講座教授 佐々木 洋先生によると、眼の健康を大切にするためには、眼部を紫外線の被爆蓄積から守ることが重要。紫外線対策には、メガネ(サングラス)、UVカットコンタクトレンズ、それに帽子の3点セットが必要といいます。
メガネやサングラスだけ着用する場合、顔とレンズの隙間から紫外線が入り眼に吸収されるので、正面から紫外線を受けるよりダメージが強い可能性があるそうです。
(画像はプレスリリースより )
紫外線が降り注ぐのは昼間だけではなく、朝日が昇り、夕日が沈むまでなので、日中のすべて時間帯で紫外線から眼を守る必要があります。紫外線が強い季節も、そうでない時期も一年中紫外線に気を付けることが大切です。
紫外線意識・実態調査
ジョンソン・エンド・ジョンソン株式会社 ビジョンケア カンパニーは「紫外線対策の意識、実態調査」を2014年3月に行いました。
調査の対象者は、使い捨てコンタクトレンズを使用している20~59歳までの男女800名。紫外線対策をしている人は55.6%という結果に。そのうち男性は31.1%で、女性は意識が高く80.2%となりました。
女性は、98.8%の人が顔に対する紫外線対策を意識しており、93.2%の方々が実際に紫外線対策をしているとのことですが、眼に対する紫外線を意識している人は35.2%で、実際に紫外線対策をしている人は18.2%という低い検査結果が出ました。
(画像はプレスリリースより)
紫外線対策の意識
紫外線対策に日焼け止めや日傘を使う人は多く、化粧品購入時にはUVカットを意識する人は約8割の78%。コンタクトレンズUVカットコンタクトレンズを意識する人は31%と意識に大きな差があります。UVカット用コンタクトレンズがあることを3割の人が知らないと答えています。
紫外線により白目にシミができる「瞼裂斑(けんれつはん)」を知っている人は、わずか6%でした。眼の紫外線対策には、メガネ(サングラス)、UVカットコンタクトレンズ、それに帽子の3点セット。一年中、日中の時間帯は、紫外線に気を付けましょう。

ジョンソン・エンド・ジョンソン株式会社ビジョンケアカンパニー
プレスリリース
http://acuvue.jnj.co.jp/corp/press/p0144.htm