県が計画するプロジェクト 滑走路脇の臨海工業用地を活用
4月1日、
ソーラーフロンティア株式会社(東京都港区)と、
株式会社チョープロ(長崎県長崎市)は、長崎空港隣接地に29メガワット規模のメガソーラーを建設、運営することに合意、協定書を締結した。
(画像はプレスリリースより)
メガソーラーは、大村湾に浮かぶ長崎空港に建設される。このプロジェクトは、長崎県が2013年度から3年計画で取り組む「ナガサキ・グリーンニューディール戦略プロジェクト」の1つ。滑走路脇に残る大村臨海工業用地などを活用し、太陽光発電所が作られる。
2015年完成、県内最大規模のメガソーラーに
長崎空港は世界初の海上空港。1975年、本土と簑島の間に154万平方メートルを造成して建設された。県は2013年11月、県の所有地と長崎県土地開発公社の所有地を活用したメガソーラー設置事業案を募集。応募した7団体からチョープロとソーラーフロンティアが選出された。
今年3月、両社と県が合意、用地の賃貸が決まった。メガソーラーは今年中に着工し、2015年秋の完成を目指すという。
完成すれば県内最大、空港併設の太陽光発電所としても最大規模となる。想定年間発電量は非公開だが、3,000万kWh程度と考えられる。発電した電力全量は、九州電力に売電される。

ソーラーフロンティア株式会社
http://www.solar-frontier.com/ソーラーフロンティア株式会社・株式会社チョープロ/ニュースリリース
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