フォード車座席システムを生産
自動車の座席と配電システムのグローバルサプライヤーであるリア社は、2019年までに、インディアナ州での事業を拡大して、96人の新規雇用を創成するという計画を発表した。
ミシガン州サウスフィールドに本社を置くリア社は、ポーテージの新しい93000平方フィートの敷地のリースや設備に728万ドルを投資する。 この施設は2015年6月に操業開始が見込まれており、リア社は倉庫スペースを拡大し、生産の要件を調整して、増加するフォードエクスプローラー用座席システムの需要に対応していく。
関係者のコメント
インディアナ州のマイク・ペンス知事は次のように語った。
「インディアナ州の労働力は、比類のない、我々の最大の資産です。リア社がインディアナ州で成長を続けている理由は、今日のビジネスの競争社会において、企業が卓越しなければならない気力と決断とイノベーションを、インディアナ州の住民が提供しているためです。さらにインディアナ州が制限規制を緩和したことにより、税金や、インフラや格付けトリプルAにおける投資を低減することができました。インディアナ州が労働の州である理由が簡単に理解できると思います。」(Inside indiana businessより引用)
現在、インディアナ州において、1200人を雇用しているリア社は、1年以内に96人を新規雇用することを目指して、4月に生産組み立て技術者の採用を開始する。
税額控除による地方の活性化
インディアナ州経済開発公社は、企業の雇用創出計画に基づく条件付き税額控除について、67万5000ドルをリア社に提供した。これらの税額控除は、パフォーマンスベースであり、つまり、住民が雇われるまで、リア社はインセンティブを主張する資格はない。ポーテージ市は経済開発公社の要請で追加のインセンティブについても承認している。
ポーテージのジェームズ・スナイダー市長は、次のように言った。
「私たちは、リア社がポーテージに展開することを楽しみにしており、このような拡大が地方を活性化させると信じています。フォードとリア社のパートナーシップにより、私たちは良い賃金で様々な仕事を得ることができ、住民により良い生活を提供することができるのです。ポーテージは、雇用創出のリーダーであり、私たちは、次の世代の利益となる良い賃金の基準を作ることができると信じています。」(Inside indiana businessより引用)

Inside indiana business
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