中国市場
ボルグワーナーでは25日、フォルクスワーゲンの最新4気筒ガソリンエンジンのためのターボチャージャー・テクノロジーを、中国市場に提供するとプレスリリースで発表した。
ボルグワーナーの高容量エンジン用ターボチャージャーは、中国の寧波工場で生産される。燃費効率の向上が求められるにつれ、ボルグワーナーの中国市場におけるパワートレイン・テクノロジーは拡大してきた。
2012年にはそれに伴った工場の拡大や新たな製造工場の設置を行い、寧波エンジニアリング ・センターをも開設した。
ターボチャージャーへの期待
パフォーマンスと燃費を改善・向上させるために設計されたターボチャージャーだが、自動車メーカーの1.4Lガソリンエンジンの優れた反応性に貢献。
96~101kwの出力に対応可能なボルグワーナー製ブースト・エンジンは大量生産を目的としており、現在は中国で多くのフォルクスワーゲンモデルに利用されている。ボルグワーナーの小型化されたエンジンを使用することで、中国においてフォルクスワーゲンのパフォーマンスが向上され燃費がより改善されている。
その上ミックスフロー・タービンはエンジンが低速時も素早く反応できるため、フォルクスワーゲンのダウンサイジングを可能にした。ボルグワーナーの新技術は、中国の自動車市場を技術面と生産面の両方から支えているといえる。
ボルグワーナー
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