コンティネンタルの施設拡大
11月27日、増築していたシンガポールにあるコンティネンタル・オートモーティブの研究開発センターがオープンした。増築により新しい建物は床面積が5000平方メートルにのぼり、新たな従業員を450人収容できる。
世界的な自動車部品サプライヤーであるコンティネンタル・オートモーティブは、2012年に研究開発センターをシンガポールに新規開設した。650人だった従業員は現在900人まで増加しており、増築を機に1300人以上に従業員を増員していく考えだ。
2970万シンガポールドル(1830万ユーロ)を投資し、アジアでの自動車産業の成長と世界的なビジネス拡大を考慮して、設備の充実と増築が行われた。
シンガポールの役割
コンティネンタル・オートモーティブは、アジアに29の研究開発センターを展開。2007年以降コンティネンタル・オートモーティブ・シンガポールは、同社のアジア三大研究開発センターの一画を担っている。
シンガポール研究開発センターの規模拡大は、シンガポールの大規模な地域開発にもつながり、アジアにおけるコンティネンタル・オートモーティブの成長戦略を強く後押しする。コンティネンタル・オートモーティブでは2013年にアジアでの売上高を64億ユーロまで増加させる目標がある。
今回のコンティネンタル・オートモーティブの規模拡大は、地元シンガポールの優秀なエンジニアを育て労働人口を増やす、理想的なビジネス環境となるみこみ。
新しくオープンしたコンティネンタル・オートモーティブの建物には、以前からのタイヤ部門・コンティテック部門同様に、内装部門・計器&ドライバーHMI部門・インフォテインメント&コネクティビティ部門・ボディ&セキュリティ部門の4つからなる研究開発センターと経営管理部門を全て収容している。
(画像はプレスリリースより)
コンティネンタル・オートモーティブ
http://www.conti-online.com/コンティネンタル・プレスリリース
http://www.continental-corporation.com/