業務提携
リバリューは10月21日、佐川急便と業務提携契約を締結し、業界初となる静脈物流まで包括的に担うワンストップ型のサービスを提供開始すると発表した。
同サービスは、佐川急便が運輸・物流事業者として保有する在庫管理・入出荷オペレーションノウハウ、効率配送・回収網といった機能とリバリューの適正なプライシング、豊富な流動化ネットワーク、検査・検品ノウハウがといった機能を提供したもの。事業環境変化への素早い対応やコストの最適化などのメリットを提供することができる。
(画像はプレスリリースより)
返品商品を再ビジネス化
両社は返品物流や余剰在庫が増加する傾向にある中で、返品商品の価値向上・再流通を促すワンストップサービスを構築・提供する。
リバリューは、返品・余剰品等のアセット・リクイデーターとして、佐川急便と業務提携することで2012年3月から佐川急便が開始している「リバース・ソリューション」サービスを一層強化し、荷主企業の物流課題解決を支える。
「リバース・ソリューション」サービスは、佐川急便の返品・回収業務に対応する「回収サポートシステム」を拡充したもので、消費者が簡単に返品の申し込みを行うことができるもの。
定常の業務と違い、回収サービスは事業者、消費者双方の手続きが面倒になり、顧客の信頼に傷が付く恐れが大きいが、この同サービスを利用することでスムーズな回収により消費者の返品依頼へのハードルを下げ、企業のイメージアップにもつなげることができる。
リバリュー ニュースリリース
http://www.revalue.jp/info/$/id/960/