地域によって眠り方が違う
睡眠の質には地域差がある。23日、米健康情報サイト「HealthDay」がこんなニュースを伝えた。
米国では南部ほど睡眠不足
一般に、都市部の住人ほど睡眠時間が短く、睡眠不足に陥りがち、と思われるが、どうやらそうではないらしい。
地域ごとの睡眠について調べた米ペンシルバニア大学の調査によると、南部の州で睡眠障害や昼間の疲労感などが多く報告された。
特にオクラホマ州、アーカンソー州、ミシシッピ州、アラバマ州とウェストバージニア州などは、睡眠障害および昼間の疲労感で、もっとも悪い状態が見られた。
大切なのは医療の充実度?
同研究は米国疾病対策予防センターによって収集されたデータを地図化することで、構成された。
使用されたデータは、米国に住む成人15万人に対する電話での聞き取り調査。
地域ごとにあらわれた「睡眠の質」の違いについて、研究の著者であるMichael Grandner氏は、精神的健康、人種/民族と医療へのアクセスによるもの、と分析している。
◆healthday
http://consumer.healthday.com/Article.asp?AID=662094