大編隊が日本領空に接近
8日、露空軍の大編隊が日本領空に接近。日本外務省の抗議に対して、露軍事専門家は「その気になれば20分で日本を消滅させられる」と語った。中国メディア「環球時報」が15日付けで報じた。
wiki土の日」に対抗
今回の飛行には、長距離爆撃機TU95、戦闘機SU27、空中給油機、空中警戒管制機(AWACS)などが参加。近年最大規模の挑発飛行となった。
7日の北方領土の日に野田佳彦首相が「強い意志でロシアとの交渉を進めていく」と語ったことに対する対抗措置と見られる。
怪しくなってきた空軍力比較
かつては西側が優位に立っていた空軍力だが、経済的な発展を背景に、このところロシアの空軍力が巻き返しに成功している。
豪の外事・武器・貿易合同委員会は、日本が購入を決めた米ステルス戦闘機F35とロシアのSU-35Sによる空中戦シミュレーションでは、SU-35Sに分がある、とする結果を発表した。
とはいえ露軍事専門家が指摘する日本消滅プランは、はるか1000km以上の距離からミサイルを発射する作戦だ。
核攻撃でそういった結果を残せることは、既知の事実であり、特に目新しい情報ではない。
米軍による「報復」を抑止力とする日本にとっては、あらためて米軍基地の価値を見直し、普天間移転を推進する後押しになるかもしれない。
◆北方領土問題対策協会ホームページ
http://www.hoppou.go.jp/