原発停止で徴税できず
県下に志賀原発を抱える石川県では、2012年度の県当初予算案に、同原発からの税収を計上しない見通しとなった。
福島第1原発事故を受け、志賀原発1号機、2号機が停止しているためだ。
福井県方式に変更も
原子力発電所に対する核燃料税は、原子炉に挿入した核燃料の価格に応じて課税される。石川県の核燃料税は税率12%だが、原発が停止している状態では徴収でいない。
こういった事態を見越して、多数の原発を抱える福井県では、昨年11月に条例を改正。停止州の原発にも課税できるものとした。
石川県でも今後、課税方式を同様のものに改正するべく、見直しを進めている。2011年度に原発から徴収した税収は6億7,300万円だった。
◆冨山新聞
http://www.toyama.hokkoku.co.jp/subpage/E20120215002.htm◆北陸電力 志賀原発
http://www.rikuden.co.jp/atomic/