住信SBIネット銀行株式会社は、2012年2月13日から、SNSと絡めたキャンペーンを実施している。
同キャンペーンは、『Mobage』での「モバコイン」購入の際に、住信SBIネット銀行の「即時決済サービス」を支払方法に利用した場合、対象期間中に合計3回以上支払うと、現金500円がプレゼントされるというもの。
ちなみに、『Mobage(モバゲー)』とは、株式会社ディー・エヌ・エー(DeNA)が運営する携帯電話向けのポータルサイト兼ソーシャル・ネットワーキング・サービスのこと。サービス内で利用できる仮想通貨には「モバゴールド」(モバG)があるが、「モバコイン」はそれとは別に一部のゲームで使用できる類の「通貨」のこと。
キャンペーンの対象期間は、2012年2月13日から2012年3月30日で、景品の提供時期は、2012年4月末頃に、住信SBIネット銀行代表口座の普通預金へ入金予定となっている。
「即時決済サービス」とは、住信SBIネット銀行と提携している企業のWEBサイト(モバイルサイト)で、商品の購入をされた場合の決済や証券口座(FX口座)に入金する場合に、すぐに・いつでも・簡単に決済や入金ができるサービスのこと。同社に口座があれば、提携先企業の取引画面から、誰でも利用できる。
「基本料金無料のソーシャルゲームへのアイテム課金」といったビジネスモデルが、これからも存続し得るのか。日本の場合、SNSといってもサイト自体はゲーム主体の感が否めない。口座開設数増加キャンペーンの意味合いもあろうが、銀行が本業以外に目を向ける余裕は果たしてあるのだろうか。
住信SBIネット銀行株式会社リリース詳細ページ