人気のRTD消費者飲用実態調査の結果が明らかに
サントリーが、RTDに関する消費者飲用実態調査「サントリーRTDレポート2012」を発表した。
RTDとはどんな飲み物か
RTDとは「Ready to Drink」の略語で、そのまますぐ飲める缶チューハイや缶カクテルなどの低アルコール飲料のことをいう。
その飲みやすさや手軽さなどから若い世代がお酒を飲むきっかけとなっているようで、20代の家飲みの定番商品でもある。
人気が高まるRTD、第3のビールを抜く
昨年は東日本大震災の影響を受けながらも過去最大の市場規模の1億1,940万ケースを販売するなど、人気の高まりをみせた。
最近1か月に購入して飲んだお酒に関する調査でも、RTDは第3のビールを抜き第2位に浮上。
アンケートに答えた約7割の人が「機能系RTDを店頭でよく見かけるようになった」と回答、6割近くの人が「今後機能系RTDの飲用機会が増えていくと考えている」と回答した。
楽しみも広がるRTD、アルコール度数や甘さの二極化
RTDの人気が広がるとともに楽しみ方も広がっているようだ。
調査によると4割以上の人が以前と違ったアルコール度数を選択し、3年前と比べ異なる甘さのRTDを選ぶようになっているという。
ハイボール缶など甘くないRTDがでてきたことから、食事の時は甘さひかえめ、癒やされたい時は甘めのRTDなど、シーン別に甘さを選択する人も増えているそうだ。
人気の高まりは若い世代だけにとどまらない。調査によると中高年層の購入世帯率も増加しており、2012年のRTD市場はさらに拡大するものと推定されている。
RTDに関する消費者飲用実態調査:サントリーRTDレポート2012
http://www.suntory.co.jp/news/2012/11309.htmlサントリー Enjoy チューハイ アンド カクテル
http://www.suntory.co.jp/rtd/