サムスン電子vsアップル
韓国中央日報は21日、アップル社のiPhoneがサムスン電子の特許を侵害している、として起こされた訴訟で、世界初の判決が出されたことを報じた。
独マンハイム裁判所は20日、サムスン電子の提訴を棄却した。
1つでも勝てば販売停止に
ただ同訴訟は、同時に提訴された特許訴訟3件の1件にすぎない。データ量が少ないときにはパッケージにして送る技術、「データ符号化技術」(欧州特許番号726)に対するものだ。
他にも、通信が途絶えた際など、エラー時にデータを保存する機能(欧州特許番号528)や、伝送エラーを軽減するためのデータ符号化方法(欧州特許番号269)も同時に提訴されている。
それぞれ別件としてあつかわれ、損害賠償請求とともに販売差し止めなどを求める訴訟となっているため、もしどれか1つでアップル社が敗訴すれば、同社はiPhoneを販売できなくなる。
サムスン電子は世界10か国で、アップル社に対し30件以上の訴訟を手がけている。
日本でも同様の提訴が行われており、もし1件でもアップル側が敗訴すれば、販売が停止される可能性もある。
◆SAMSUNG
http://www.samsung.com/sec/◆中央日報
http://japanese.joins.com/article/586/147586.html