和服女性の絵だらけ
和の装いといえば和服。日本女性を美しく魅せてくれる和服は、お正月や成人式、結婚式などの節目など、特別な日に身につけるのが最近の主流ですが、和服はデザイン性が高く、織りや染めなどの総合的な工芸品であるといわれています。
そんな和服を着た女性たちを描いた作品を一堂に集めた展覧会「和のよそおい-松園・清方・深水-」が2月11日(土)から3月3日(日)まで山種美術館で開催されます。
この展覧会は、日本画を中心に和服美人を描いた洋画、浮世絵などさまざまなジャンルの作品を一堂に集めたもので、非常に珍しいものとなっています。
和服姿で入館料割引
特に注目は、女流画家である上村松園さんで、明治から昭和へかけての多くの和服美人の絵を残しています。当時は女流画家は珍しく、非難や中傷も多くうけましたが、それでもあきらめず、女性の視点から和服美人を描き続けたということです。
改めて和服のよさや美しさを実感できるこの展覧会、着物姿で来館すると割引料金で入館できるようです。せっかく日本人に生まれたのですから、これをきっかけに和服のよさを見つめなおしてみませんか?
和のよそおい―松園・清方・深水―
東京都渋谷区広尾3-12-36 山種美術館
03-5777-860
開催期間/2/11(土・祝)~3/25(日)
開館時間/10:00~17:00(最終入館は16:30まで)
休館日/毎週月曜
入場料/一般1000円、大高生800円
会期中に着物で来館した場合は、
一般800円、大高生は700円で入館可能
「和のよそおい―松園・清方・深水―」
http://www.yamatane-museum.jp/exh/next.html