ジャニーズの震災募金が中国に！　ファンは納得するのか？

昨年末決定した仙台市八木山動物公園へのパンダ貸し出しに備え、来場者用の駐車場が拡充される。

市では、近年50万人程度で推移している来場者数が倍増するものと見込んでいる。パンダの来日には、多額の費用がかかる。レンタル料は上野動物園にならうと、1頭あたり年間4,000万円程度。レンタルは5年の予定だ。獣舎の建設にも数億円を要する。

移送費用もバカにならない。上野動物園のケースでは、温度や湿度を特別に調整した旅客機を用いたため、約4,900万円かかっている。

今回、こういった費用を芸能プロダクション、ジャニーズ事務所がファンから集めた募金でまかなうこととなった。昨年4月1日～3日の間に行われた寄付イベントなどで集まったお金だ。

被災者の生活支援に使われる、と考えていたファンの中には、「寄付が中国に渡る」ことについて違和感を表明する声も少なくない。

八木山動物公園の駐車場拡充といい、被災者支援に使われるべき資金が、被災者を口実に集められては別方面に流れていくケースがしばしば見受けられる。



◆asahi.com
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