金正日総書記死去直後にミサイル
北朝鮮が19日、日本海に向け短距離ミサイル数発を発射した。同ミサイルの発射は、金正日総書記の死亡が発表された直後だった。
16日にも同様の発射があり、政府関係筋は警戒を強めている。
単なるミサイルの改良実験?
韓国の聯合ニュースが韓国政府関係者の話しとして伝えたところによると、この発射は、単なるミサイルの性能改良実験であり、金正日総書記の死とは無関係だという。
同様の日本海に向けてのミサイル発射は2009年10月に行われたことがある。使用されたのは、今回と同様、射程120km程度の地対地ミサイルだった。
同国はこれまでも指導者の軍事的な統率力を国内に向けて示すため、たびたび同様の示威的な発射をくり返してきた。
その流れに沿って判断すると、今回の発射は後継者である金正恩に箔をつけるため、と判断するのが自然だろう。
◆毎日.jp
http://mainichi.jp/select/world/news/m20111220k0000m030071000c.html◆北朝鮮ミサイル発射基地
http://japonyol.net/editor/northkorea.html