スマートフォンが興隆している今日この頃、Webサイト閲覧はどの端末からしているのだろうか。インターネットコムとgooリサーチが、「Webサイト閲覧」について第2回目の調査を行った。
調査概要
調査対象は、全国10代~50代以上のインターネットユーザー1,092人。男女別では、男性が41.8%、女性が58.2%。年齢別では、10代が3.3%、20代が22.8%、30代が37.1%、40代が26.0%、50代以上が10.8%であった。
パソコンと携帯電話を所有する回答者1,069人に「インターネットのWebサイトを見る際、パソコンと携帯電話/スマートフォンのどちらをメインとして利用しているか」を聞いたところ、「パソコン」が78.5%、「携帯電話/スマートフォン」が12.6%、「どちらともいえない」が8.9%だった。前回調査では「パソコン」が75.8%、「携帯電話/スマートフォン」が14.1%だった。「パソコン」「携帯電話/スマートフォン」ともに比率が少々落ちているが、基本的な傾向は変わっていない。
パソコンをメインに使っている回答者813人にその理由を質問すると、「パソコンの操作に慣れているから」が63.2%、「パケット代がかからないから」が38.1%、「手軽だから」が37.2%、「よく閲覧するサイトをパソコンにしか登録していないから」が25.7%となった。一方、携帯電話/スマートフォンをメインに使っている回答者135人は、「いつも手元にあるから」93.3%、「手軽だから」76.3%と、2つの理由に回答が集中した。いずれも、前回より他の理由に少々回答が流れたものの、大きな流れは同じだった。
なお、自由回答で理由を答えてもらったところ、パソコンをメインとする人は画面が大きくて「見やすい」「一度に多くの情報が見られる」と答え、携帯電話/スマートフォンをメインにする人は、パソコンに対して「起動時間が長い」としていた。残念ながら、今回はパソコンと携帯電話/スマートフォンの中間にあるタブレット端末については質問をしていない。両者の長所を兼ね備えたタブレット端末のユーザーは何と答えるだろうか。次回以降の調査結果が期待される。
インターネットコムgooリサーチ