大使館前にブロンズ像を設置
ソウルにある日本大使館前に14日、従軍慰安婦をモチーフとしたブロンズ像が設置された。
日本政府はかねてより反対の意向を示してきたが、聞き入れられなかった。
慰安婦問題集会1000回を記念して
大戦中に起きたとされる従軍慰安婦問題について、韓国では依然、世論の関心が高い。
水曜日ごとに開催されてきた集会では日本政府の謝罪と賠償、責任者処罰が求められてきた。
日本大使館前に設置された従軍慰安婦象は、同集会が1000回を迎えた記念に制作されたもの。市民からの募金により作られた。
従軍慰安婦として連行された13歳の少女をモチーフにしており、像は日本大使館を正面から見据えている。
日韓首脳会談でも協議の予定
日本政府はこの問題について、1965年の日韓国交正常化の際、元慰安婦の賠償請求権問題などは解決した、という立場をとっている。
ただ、韓国外交通商省は18日に京都で開かれる日韓首脳会談でこの問題が協議される、との見通しを示しており、ブロンズ像の処遇についても話し合われる可能性が高い。
◆中央日報
http://japanese.joins.com/article/477/146477.html◆KBS
http://news.kbs.co.kr/society/2011/12/15/2404875.html