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2024年11月23日(土)
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イランに撃墜された無人ステルス機、15年後日本の脅威に!

イランに撃墜された無人ステルス機、15年後日本の脅威に!

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オバマ大統領、無人ステルス機の返還を要求
オバマ米大統領は12日、イラン領内で墜落した無人偵察機RQ-170について「返還を求めた」ことを明らかにした。

イラン国営テレビによると、同機はイラン領内で撃墜されたという。米メディアは燃料切れで墜落した可能性を示唆している。
ステルス.戦闘機
技術は中国に利用される恐れあり
RQ-170は米中央情報局(CIA)によって運営される無人のステルス偵察機だ。ロッキード・マーチン社でスパイ技術の生産にあたる「スカンクワークス」という部署が製造する。

米国の一部専門家は、ステルス技術はロシアや中国もすでに基本事項は理解しており、先端技術漏えいによる損失は小さい、とする。

一方、垂直尾翼がない同タイプの機体は、ステルス性能が高い分、安定的な操縦が難しい。

コンピューターソフトの支援を受けて操縦を行うが、ソフトの開発には数10年の歳月と莫大な費用がつぎ込まれている。このソフトの漏えいが、大きな技術的ロスになる、と指摘する専門家もいる。

1999年、セルビアで当時最先端の技術を搭載していた米ステルス戦闘機F117が撃墜された。

同機の技術は中国に渡り、最近試験飛行に成功した同国のステルス戦闘機「殲20」に応用された、と言われる。

相次いで「墜落」する無人機
13日には同じく米軍の無人機MQ9リーパーが、アフリカ東部沖のセーシェル島で墜落した。

同島には米軍基地があり、無人機はここを拠点にソマリアなどで偵察活動を行っていたという。

相次ぐ墜落に関連性はない、とされるが、イランで墜落した無人機について、イラン政府は「電子的なハッキングにより無傷で鹵獲した」と発表。米政府は「機体の不調」を理由にしている。

いずれにせよ、運用面に問題を抱えて飛行していることは間違いなさそうだ。

外部リンク

◆npr
http://www.npr.org/2011/12/13/143595594/captured-drone-may-have-limited-benefit-for-iran?ps=cprs

◆MQ-9
http://ja.wikipedia.org/wiki/MQ-9_%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%91%E3%83%BC
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