お台場のホテルでコラボ企画
放映から30年あまりを過ぎてなお、根強い人気を誇る「機動戦士ガンダム」の世界を満喫できる部屋がお台場のホテルグランパシフィックLE DAIBA(ル・ダイバ)に誕生する。
3年ぶりのカムバックに合わせて
お台場では、ガンダムの世界を楽しむエンターテイメント施設として、4月に「ガンダムフロント東京」が開業。同施設の目玉として、3年ぶりに実物大のガンダム立像が帰ってきた。
ホテルグランパシフィックLE DAIBAでは、これに合わせ、コラボ企画としてガンダムの世界をモチーフとした客室「PROJECT ROOM-G(プロジェクトルームジー)」を29日から販売する。
実物大ガンダムは2009年、アニメ放映30周年を記念して制作され、展示された「GREEN TOKYO ガンダムプロジェクト」では約415万人の観客を集めた。
その後、解体された後も、2010年には静岡県で開催された「模型の世界首都 静岡ホビーフェア」に登場。昨年夏にはお台場でパーツの展示会が開かれ人気を博した。
オヤジ世代を狙い撃ち?
「ROOM-Gスペシャルタイプ」と題された部屋は、機動戦士ガンダムの世界にどっぷり浸かれるコンセプトルーム。地球連邦軍カラーで統一されたリビングルームには、ガンダムのコックピットが設置されている。
一方、ベッドルームはジオン公国、シャア・アズナブルが登場する「赤いザク」が壁面にデザインされ、シャアの名台詞なども楽しめる。
連邦・ジオンのコンセプトで作成されたアメニティ約20種類やカードキーは持ち帰りOK。プラン限定のルームサービスもついてくる。
宿泊代金は2名1室利用で1名あたり2万6000円~となっており、安価ではない。初代ガンダムの世界をモチーフにしていることからも、放映から30年以上を経て、経済的に安定しているオヤジファンを狙い撃ちする企画、といえるかもしれない。
◆ガンダムコンセプトルーム販売
http://www.keikyu.co.jp/company/20120605HP(グラン)ガンダムコンセプトルーム販売.pdf◆ホテルグランパシフィック
http://www.grandpacific.jp/