恐い夢を見た夜は同じベッドで
夜、恐い夢にうなされたり、ふと寂しくなったりして親のベッドで一緒に眠りたくなる。子どもによくあるそんな欲求を満たされると、肥満する確率が低くなる。そんな研究結果を8日にフランスの学会で発表された。
「甘やかされた子どもは肥る」は間違い
従来の研究では、夜、親のベッドで眠ることを許された子どもは、睡眠の質が悪化することから肥満しやすくなる、と考えられていた。
2歳~6歳の子どもたちを対象にデンマークで行われた調査の結果は、この「常識」を真っ向から否定するものとなった。
肥満確率は3倍にも
研究では、親のベッドで眠ることを拒否された子どもの肥満率は、眠ることを許された子どもの3倍にのぼることがわかっている。
同研究を行ったデンマーク、コペンハーゲン大学病院に所属するオルセン教授は「親のベッドで眠ることを許された子どもは、安心感を得られるため過食に走るリスクが小さいのでは」と推測する。
◆healthday
http://consumer.healthday.com/Article.asp?AID=664532