まつ毛エクステンション施術で目の被害が多発
今、芸能界はもちろん、一般の若い女性にも人気の
まつ毛エクステンション。しかし、流行とともに目の炎症などの被害が後を絶たず、業界団体が安全対策に動き出したと読売新聞が報じている。
記事と写真とは関係ありません。
まつ毛エクステンションとは、人工毛を接着剤でまつ毛に貼り付ける事で、まつげが長く濃く見え一度施術すると3週間~1ヶ月半位、持続するという。施術には美容師免許が必要だが、美容師の技術不足や無資格で施術する者もあり被害が多発している。
被害の状況
施術後に数日間
まぶたが腫れたり、接着剤の
アレルギー症状が出る。目が痛くて涙が止まらなくなり眼科に行くと、
角膜全体に傷がつき、接着剤が原因ではないかと言われ、通院が必要と診断される。
専門サロンは全国に1万店以上あり、まつ毛エクステンションに関わる
業界9団体は被害者を無くすために、技術水準の向上を目的に、美容師とは別の
専門資格の新設を国に要望した。
厚生労働省・生活衛生課は、美容師法に基づき美容師がまつ毛エクステンション施術する方針に現段階で変更は無し。これからの検討会で各方面の意見を聞き、今後の対策を決めて行くという。
読売新聞
http://osaka.yomiuri.co.jp/e-news/20120512-OYO1T00283.htm?from=main3