日本医師学会が緊急会見
最近、民間の遺伝子調査会社が人気だという。「口の中の粘膜を綿棒でとり、郵送するだけで子どもの才能がわかる」とするものなどもあるが、「規制すべき」として日本医師学会では1日に緊急記者会見を開いた。
野放し状態の遺伝子検査
医学の世界では、一定の規制があるが、民間が行う遺伝子検査には、法的な規制が一切ない。
そのため、実際に遺伝子検査そのものが適正に行われているかどうかも不明だという。
検査する機関で「検体の汚染」、「検体の取り違え」などが発生すれば、当然結果は誤ったものになる。
子どもの才能くらいならいいが、深刻な遺伝病の検査で「誤診」があれば、人の人生を狂わせかねない。
欧米ではこういった事態に対して、すでに法的な規制を行うなどの対策がとられているという。
◆日本医学会
http://jams.med.or.jp/