ロシアのメディア王が大まじめで
ロシアのメディア経営者ドミトリー・イツコフ(31)は、自身の持つ研究所でロボットに人の脳を移植する研究を進めているという。5日の産経ニュースが伝えた。
ロボコップか「歌う船」か
機械に人間の脳を移植する発想は珍しくない。1987年に公開された映画「ロボコップ」では、男性警官の脳をロボットに移植している。
1969年に発行されたアン・マキャフリー著のSF小説「歌う船」では、宇宙船のコンピューター代わりに、人の脳を移植するという設定が用いられている。
発想はあれど実現できない状態は、その頃と変わっていない、とも言える。
将来は光速で移動するホログラム人間
ただ、イツコフ氏の研究において、ロボット人間は最終目標ではない。最終的な目標は人間の意識を宿すホログラムタイプのボディだという。
ホログラムのボディは壁などの障害物をすり抜け、光速で移動できるという。これまたどこかのSF映画で見たような発想だ。
ただ、こういった一見「とんでも」に見える研究の過程で、まったく新しい未知の技術が発明されることは多々ある。
資源を持つがゆえに、経済的な急成長を見せるロシアには、こういった研究を行う「元気」があるようだ。
◆ロボコップ wiki
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AD%E3%83%9C%E3%82%B3%E3%83%83%E3%83%97