長期療養が必要な患者のために
日本たばこ産業株式会社は、12月6日、抗HIV薬「JTK-303(一般名:エルビテグラビル)を含む配合錠」について、日本国内における製造販売承認申請を行ったと発表した。
(Wikiメディアより引用)
HIV感染症の治療は通常多剤併用療法が行われているが、同配合錠が承認されれば、日本において唯一の1日1回1錠の投与で有効性を示す抗HIV薬となり、患者の利便性の向上や長期的な服用遵守の促進が期待できる。
JTK-303を含む配合錠について
本配合錠は「JTK-303(インテグラーゼ阻害剤)」とJTK-303の血中濃度を上昇させる働きをもつ「コビシスタット(一般名)」、並びに「エムトリバ(R)カプセル200mg」「ビリアード(R)錠300mg」の有効成分の配合錠。
本年8月27日に、ギリアド社がStribild(TM)として米国食品医薬品局(FDA)の承認を取得している。製造販売承認取得後は、同8月28日に締結した同配合錠の日本国内における販売権に関する契約に基づいて、鳥居薬品株式会社が販売を行う。
日本たばこ産業株式会社プレスリリース
http://www.jti.co.jp/investors/press_releases/