携帯片手にみんな何をやってるの?
電車の中で、街中で、果てはオフィスで教室で、多くの人々がスマホを片手に液晶画面を見つめている。彼らが夢中になっていること。それはソーシャル・ネットワーキング・サービス(=SNS)だ。
SNSとは、フェイスブックやツイッターに代表されるコミュニケーションツールで、オンライン上で自分が今何をしているのかなどを発信し、友人が何をしているのかなどの情報を読むことが出来るというもの。
セックス、アルコール、タバコ、SNS?
米シカゴ大学ブースビジネススクールは、18歳から85歳を対象に「オンラインコミュニティーにアクセスしたいという欲求を抱いたかどうか」という調査を実施。場所はドイツ、期間は1週間。セックスやアルコール、タバコなどへの欲求の有無も、同時に報告してもらった。
すると、セックスやタバコに対する欲求と比べ、フェイスブックやツイッター上に投稿された文章や画像をチェックしたいという欲求が非常に強く、我慢するのが最も難しい、という結果が出たという。
友人たちが今何をしているか、自分の投稿にコメントを残してくれているか、気にするのは仕方がないことだ。しかし、就寝前にスマホの光を浴びることで不眠に陥るという研究結果も出ているし、自転車や車に乗りながら携帯を操るのは違法行為である。
“SNS中毒”になりすぎないよう、注意したいところだ。

AFP BBNews
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