「不妊症」のおよそ半分は男性に原因が!
「不妊」とは、「避妊をしていないのに2年以上にわたって妊娠に至れない状態」のことを指しますが、日本では、10組に1組が「不妊症」に悩んでいると言われています。
最近まで、その原因は女性ばかりにあると今まで考えられていましたが、研究が進むにつれて、「不妊」の原因のおよそ半分は、男性にもあるということが分かってきました。
その割合は、
・男性側に問題があるケースが約40%
・女性側に問題があるケースが40%
・両性に問題があるケースが15%
・原因不明な場合が5%
(ウィキペディアより引用)
と言われています。
(image by
aarmono's photostream)
“触診”で異常がないか確認しましょう
当然妊娠するには、男性の精子が必要ですが、元気な精子を作るためには、精巣が健康でなくてはいけません。そこで気になるのが、「自分の夫の精巣が元気なのかどうなのか?」ですが、「週プレNEWS」では、精巣が元気かどうか、チェックするための方法を紹介しています。
◎まずはサイズ。精巣は平均的に直径4cmから5cmの卵形だが、極端に大きかったりすると「精巣腫瘍」という病気の可能性あり
◎精巣の上の部分が腫れていたり、痛みがある場合は「精索静脈瘤」という病気の可能性あり
なお、「精巣腫瘍」とは、精巣に発生する腫瘍で、睾丸(こうがん)腫瘍とも言われる病気。そして「精索静脈瘤」とは、男性不妊症患者の40%以上に認められる症状で、睾丸上部に流れる静脈の異常肥大し、精子異常、精巣萎縮につながる病気です。
男性も面と向かって「不妊の原因はアナタかも知れないから病院へ」と言われるより、「あらっ?なんだか、腫れているんじゃない?もしかして、痛いの我慢してる?」と言われれば、ちゃんと病院に行き、検査をするのではないでしょうか。ご主人の健康のためにも、まずは月に1度は、病気がないかどうか真剣に考えながら触ってみましょう。
週プレNEWS
http://wpb.shueisha.co.jp/2012/09/17/14071/ウィキペディア:不妊
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%8D%E5%A6%8Aウィキペディア:精巣腫瘍
http://ja.wikipedia.org/wikiウィキペディア:精索静脈瘤
http://ja.wikipedia.org/wiki/