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2024年11月23日(土)
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子どもから放射線検出 「安全」には大きな疑問が

子どもから放射線検出 「安全」には大きな疑問が

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3月時点で最大35ミリシーベルトの汚染
福島県内1149人の子どもを調査したところ、約半数の甲状腺から放射性ヨウ素による汚染が検出された。

3月下旬、広島大学の田代教授は国からの依頼を受けて、いわき市や飯館村の子どもたちを検査。その結果を13日に東京で開かれた日本小児科学会で発表したもの。

約半数の子どもたちから、放射性ヨウ素による放射線が検出されており、最大値は35ミリシーベルトにのぼった。田代教授は検査結果について
「甲状腺への被曝量は、100ミリシーベルトを超えると、健康に影響が出る。今回検出された放射線は微量なので、将来、甲状腺がんが増えるとは考えにくいが、万が一の場合にも対応できるよう継続的な健康管理が必要だ」
とコメント。
35ミリ

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消された記録 再臨界の可能性も
3月に行われた調査の結果が、8月に発表されたことになるが、3月中に一度公開されている。原子力安全委員会のHP内に「4歳児1名が甲状腺等価線量値35ミリシーベルトであった」という内容が記載されていた。

当該記事は、その後「個人を特定できる恐れがある」として即座に削除された。

13日に発表された報告は、来週以降、国から全国の保護者などに通知されるという。福島で「安全」レベルなので、全国的にはさらに子どもに危険が及ぶことはない、という通知になるものとみられる。

ただ、この検査結果にもとづく安全宣言が出されるとしたら、いくつかの疑問点がある。まずこの調査は3月22日に行われている。その後も、環境には放射性汚染物質が飛散しており、現在までにさらに子どもたちに体内で累積されている、と考えるのが自然だろう。

3月時点の最大値が35ミリシーベルトだったとしても、それを大きく上回っている危険性が高い。

加えて、再臨界の可能性を指摘する声もある。「現代ビジネス」によると、6月採取された車のエアフィルターから放射性物質であるテルル129mが検出されている。テルル129mは自然界には存在せず、半減期は33日と短い。

順調に原子炉の冷却が進んでいるはずの期間にも、再臨界が発生。放射性汚染物質が飛散した可能性がある、と欧州放射線リスク委員会の科学委員長クリス・バズビー博士も指摘している。

外部リンク

◆削除された資料
http://savechild.net/wp-content/uploads/2011/08/20110329_2.gif

◆現代ビジネス
衝撃スクープ! 福島市の大気 恐るべき検査結果を初公開
国がやらないなら週刊現代がやる
本誌が英国研究所と共同で独自検査

http://gendai.ismedia.jp/articles/-/13228?page=3
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