ヤマハ株式会社は、手軽に設置でき、迫力あるサラウンド再生が楽しめるホームシアターパッケージ『YHT-S401』を、2011年9月上旬に発売する。
フロントスピーカーだけで豊かなサラウンドを実現
『YHT-S401』は、コンパクト設計で簡単に設置でき、多彩な機能を活用できるホームシアターパッケージだ。製品は、センターユニットとバータイプのスピーカーで構成される。
サブウーファーとアンプ部が一体化されたセンターユニットは、コンパクトに仕上げられており、ラックの中に設置しやすく、レコーダーやゲーム機と並べて置くこともできるのだ。
センタースピーカーも搭載された3チャンネル仕様のフロントスピーカーは、スリムなバータイプとなっている。テレビスタンドをまたげるようデザインされており、テレビの前に置くだけで設置が完了するのだ。
本製品では、ブルーレイディスクが採用するHDオーディオに対応しているのはもちろん、独自のバーチャルサラウンド技術「AIR SURROUND XTREME」により、フロントスピーカーのみで7.1chサラウンド再生を実現する。
サラウンド・モードには「GAME」が用意されており、これを選ぶことでゲーム専用にチューンされたサラウンドを聴くことができる。さらに、独自のバーチャルサラウンドヘッドホン機能も用意されており、夜中でも迫力のサウンドでゲームが楽しめるのである。
また、本体前面にはUSBポートが用意されており、iPodやiPhoneをダイレクトに接続して、高品位なデジタルサウンドの再生が可能だ。もちろん、USBメモリに保管された音楽ファイルの再生にも対応する。
なお、価格はオープンながら、同社の直販サイトでは54,800円(税込)で販売される。
Editor's eyes
BD/DVDソフトやテレビ放送の音声はもちろん、ゲームやiPhone/iPodのサウンドまでもサポートするユニークなホームシアターシステムだ。別売のリアスピーカーを購入すればリアル5.1ch仕様にすることもできるのである。
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