大洗サンビーチが海開き
7月に入り、各地の海水浴場が海開きのシーズンを迎えている。茨城県大洗町の「大洗サンビーチ」も、今年の夏季の営業を開始した。
大洗サンビーチは、障がい者やお年寄りに優しい「ユニバーサルビーチ」として全国的に有名な海水浴場。茨城県内だけでなく、他県からの利用者も多い。
海に入れる車椅子も貸出
大洗サンビーチに、日本で初めてのユニバーサルビーチがオープンしたのは、1997年。ビーチは駐車場から砂浜までの段差や溝をなくし、車椅子でビーチに入れるように設計されている。
また、駐車場は、障害者手帳を提示すれば駐車料金が無料になるほか、車椅子で利用できる更衣室やトイレも設置されている。
そのほか、水陸両用特殊車椅子「ランディーズ」も、利用者からの支持を集めている。「ランディーズ」は、砂浜を移動しやすいよう、車輪が特殊なゴムタイヤで作られており、乗ったまま海の中に入ることも可能。「泳いでいる気分が味わえる」といった利用者からの声もあるという。貸し出しは無料。希望者には、一般の海水浴客が立ち入らないエリアの開放も行っており、安全に対する配慮も行われている。
大洗サンビーチについての問い合わせは、大洗町商工観光課商工観光振興係で受け付けている。
大洗町商工観光課商工観光振興係
電話:029-267-5111
大洗サンビーチホームページ
http://www.town.oarai.lg.jp/~kankouka/asobu/info_g_6_363.html