犯罪者の特定には最新科学を
6日づけのロイター通信によると、米ニューハンプシャー州の共同住宅で、飼い犬のふん放置を防ぐため、DNA登録が義務づけられるという。
敷地内に放置されたふんが見つかった場合、DNA検査によって「落とし主」を特定。飼い主には100ドル(約8100円)の罰金が科される。
効果は絶大!
この共同住宅には339戸が入居しており、240匹の犬が飼われている。住民は長年ふんの放置に悩まされてきたが、DNA登録の導入で大きな成果が上がっているという。
罰金が支払われた件数は、年初から約半年で20回程度。住宅管理会社の社員は「誰がふんを放置したか悩まなくてすむ」と語っている。
ふん害で有名なフランスでは
犬のふん放置では、フランスが有名だ。もともと飼い主が拾う習慣がないため、大量のふんが放置されている。またこれを踏んで転倒し、病院に運ばれる人も少なくない。
罰金刑が導入されており、常習の違反者には9100ユーロ(約110万円)の罰金が科されるが、効果はあまり見られていない。
犬のフェロモンを用いて、一定の場所で排便させる実験が、今秋以降、トゥールーズ市内の7カ所の屋外で開始される予定となっている。
著:ハッピーライフエンド編集長 谷垣吉彦◆ロイター
http://jp.reuters.com/article/oddlyEnoughNews/idJPJAPAN-22087320110707◆愛犬問題
http://plaza.rakuten.co.jp/aikentotozan/diary/200510020000/