人気投票の結果
ペア・シュタインブリュック元財務相(ドイツ社会民主党、以後SPD)はヘルムート・シュミット元首相(シュミット政権1974~82)と一緒に公の場に姿を見せた。その影響か、毎週行われているシュテルン(Stern)誌とテレビ局RTLによるフォルザ世論調査の選挙トレンドで、彼の人気投票が39%と先週より1ポイント増加。これにより、41%のメルケル首相と2ポイント差になった。
ポイントを下げたのは、SPD分派代表のフランク=ヴァルター・シュタインマイアーとSPD党首のジグマー・ガブリエルである。シュタインマイアーは32%(先週より3ポイント減)、ガブリエルは18%(同3ポイント減)だった。
フォルザ社長マンフレッド・ギュルナーは、「多くの人々は、シュミット元首相との関連により、シュタインブリュック元財務相が次のSPDの党の首相候補とみなしたのだろう。」と、分析した。
政党の人気投票
ドイツ社会民主党(SPD)は1ポイント増で、28%、ドイツキリスト教民主・社会同盟(CDU/CSU)も1ポイント増で、32%。海賊党は、1ポイント失って9%だった。そのほかの党では、緑の党(die Grüne)は16%、左翼党(die Linke)は8%、自由民主党は3%だった。
シュテルン誌
http://www.stern.de/politik/deutschland/stern-rtl-wahltrend-steinbrueck-gewinnt-ein-puenktchen-1746102.html