電通と日本郵便の新しい郵送サービス
株式会社電通(以下電通)は、郵便事業株式会社(日本郵便)と連携し、ソーシャル・ネットワーキング・サービス(以下 SNS)を活用した郵便の新しいサービス事業「Postman(ポストマン)」を、2011年11月15日(火)より開始する。
「Postman」は、FacebookなどのSNSを通じて、アプリ内のオリジナルデザインを使って年賀状やカードを作成し、SNSの友人に送れるサービスだ。
具体的には、相手にメッセージを送信し、受け取る側が住所と本名を入力することで、郵便が届く仕組みとなっている。これにより、送り手は住所が分からない友人にも、国内外を問わず郵送できる。本サービスには、受け手も相手に住所を知られることなく、郵便を受けとることができるメリットもある。
カードの郵送については、国内宛、海外宛共に、日本郵便の郵便サービスを利用し、価格は国内宛の年賀状で97円からとなっている。
来年初頭にはスマートフォンへの対応も予定しているほか、Twitterなど各SNSとの連携も図っており、来春にはFacebookのサポートの下で拡大伸長が見込まれるギフト市場の進出や、BtoCビジネス開発も計画している。この「Postman」を皮切りに、新しい年末の風習が生まれるかもしれない。
「Postman(ポストマン)」