2040年に新聞は消滅する
国連世界知的所有権機関事務局長フランシス・ガリー氏は「新聞は2040年にはなくなるだろう」との見通しを示した。
3日、スイスの新聞トリビューン・ド・ジュネーブのインタビューを受けて語ったもの。「1つの進化であり、悪いことでもよいことでもない」とした。
米国ではあと5年あまりで消滅?
米国では2017年に新聞がなくなる、との見方を複数の研究機関が示しているという。
米国の状況についてガリー氏は、デジタル機器が普及し、すでに電子的な新聞が紙の新聞を発行部数で上回っている、と指摘した。
日本ではいまだ普及せず
日本では日経新聞が2010年3月デジタル版の販売を開始した。サービス展開から1年を経て、契約者は約13万人だという。紙媒体の発行部数は300万部と言われており、4%にすぎない。
今年5月にデジタル化を開始した朝日新聞「2012年度内に10万人の有料読者契約を目指す」としており、紙媒体を脅かすにはまだ遠い。
◆ASAHI.jp
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