最大1,000人の雇用機会を創出予定
日本最大のオンラインストア「Amazon」。2000年11月1日にAmazon.comの日本版サイト「Amazon.co.jp」としてオープンして以来、売上高は約1500億円と事実上1社が独占的に提供するオンラインストアとしては最大規模を誇るインターネット小売販売会社である。開設当初は書籍のみの取扱いであったが、今は車やバイクまで取り扱い、Amazonで買えないものはないとまで言われている。
そのAmazonが被災者支援に乗り出した。アマゾンジャパンは27日、宮城県仙台市に新たなカスタマーサービスセンターを設置すると発表。最大で1,000人の雇用が見込めるという。
同センターでは「Amazon.co.jp」ユーザーからの電話やメールによる問い合わせを、365 日24 時間体制で対応。東日本大震災被災地の雇用創出のほか、取り扱いジャンルのさらなる拡大や配送方法の拡張を行っている同社にとっても新しいカスタマーサービスセンターの設置は利用者へのサービス向上につながるため設置を決定した。今後は仙台市の支援を得て準備を進め、2012年3月をめどに開業する。
被災者支援になるほか、Amazonユーザーにとっても嬉しいサービスである。雇用の拡大、消費の拡大、さらには日本全体の活気へと繋がってほしいものである。
Amazon.co.jp