家族愛を描いたドラマCM
タイ生命保険のテレビCMがネット上で人気を集めている。
3分前後と長めのCMだが、各編がすばらしいドラマに仕上がっている。「聾唖(ろうあ)の父親と娘」、「バンドマンの息子と父親」、「死にゆく父親と生まれてきた命」などを題材に、家族への思いを鮮明に描いている。
You Tube上で閲覧できる。日本語字幕つきのものもあるので、タイ語がわからなくても大丈夫だ。
ハイクオリティなドラマとメッセージ
「聾唖(ろうあ)の父親と娘」編では、父親に反発する高校生の娘を描いている。
「ほかの父親のように話ができる父親がほしい」と願う娘は、学校でも同級生に「聾唖者の娘」といじめられる。
彼女の誕生日。貧しい父親は精一杯のお祝いを、とバースデーケーキを用意して待つが、なにもかもがうまくいかない人生をはかなんだ彼女は、手首を切って自殺を試みる。
娘を病院に運び込んだ父親は「金も家も何もいらないから娘を助けてほしい」と医師に懇願する。
治療のかいあって、意識を取り戻した娘は、そばで眠る父親の手をそっと握る。
「理想通りの父親などいないだろう。けれど誰よりもあなたを愛している父親がいる」という締めは絶品だ。
◆タイ生命保険
http://www.thailife.com/