浦沢直樹氏も絶賛
フランス漫画の巨匠、メビウスの人気長編「エデナの世界」が初めて邦訳され、日本で発売された。
独特の作風を持つフランス漫画は「バンドデシネ」と呼ばれ、日本にもファンが多い。今回の邦訳にあたり、「20世紀少年」などの人気漫画で知られる浦沢直樹氏と漫画評論家夏目房之助氏の対談も収録されている。
「エデナの世界」はエデンの園をイメージさせる星にたどりついた主人公2人の物語だ。
image Amazon映画、日本の漫画文化にも影響を与えた
メビウス氏の活動範囲は広く、映画の美術デザインなども担当している。「エイリアン」、「ブレードランナー」といった独特のクールな世界を創造してきた。
日本のクリエイターとも交流が深く、アニメーターの宮崎駿氏のファンとしても知られる。
娘に「ナウシカ」という名前をつけたほどで、ナウシカのイラストなども描いている。
漫画家の大友克洋氏は作風が似ている、とされるが、メビウス本人もお互いに影響し合っている、と語っている。
邦訳された「エデンの世界」は5040円と少し高価だが、クリエイターなら必要経費として計上できる可能性が高い。
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Amazon エデナの世界◆コミックナタリー
http://natalie.mu/comic/news/57001◆ジャン・ジロー(メビウス)wiki
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%82%B8%E3%83%AD%E3%83%BC