株式会社カカクコムは、同社が運営する購買支援サイト『価格.com』が実施したユーザーへの意識調査「価格.comリサーチ」上で、第55回調査『2011年 パソコン利用状況調査!』の結果を公表した。
調査は、2011年8月11日から8月17日の間に、同サイト内Webアンケート方式で行われ、回答数は、同サイト登録ユーザー11,921名となった。
調査結果によると、「家庭でもっとも利用しているパソコンの種類」の問いには、「デスクトップパソコン(72.6%)」のほうが、「ノートパソコン(68.8%)」よりも、やや多い結果になった。以下、「ネットブック(10.2%)」、「タブレット端末(6.5%)」となった。
また、「家庭でもっとも利用しているパソコンのOSの種類」でもっとも多かったのは、「Windows 7」で43.1%。次いで多かったのは「Windows XP(32.0%)」で、それよりも新しい「Windows Vista(17.7%)」を大きく上回った。
「家庭でパソコンを利用する頻度」を聞いたところ、もっとも多かったのは「毎日(87.1%)」で、「週5日から6日(6.5%)」、「週3日から4日(3.9%)」、「週1日から2日(2.0%)」と続いている。
「一日の利用時間」をたずねると、もっとも多かったのは「ネットサーフィン(WEB閲覧)(90.0分)」という結果になった。次いで、「動画鑑賞(46.5分)」、「メール(40.9分)」と続き、利用時間の多い上位は、すべてインターネットに関連した利用であることが見受けられる。
一方、スマートフォンになると、もっとも多い用途は、「ネットサーフィン(54.3分)」で、以下、「アプリ・ゲーム(43.0分)」、「メール(37.4分)」、「音楽プレーヤー(36.8分)」などとなっている。
特定の目的を達成するためのツールが、パソコンであるのなら、始めから搭載されている機能は、多すぎるきらいがある。かといって、ネットブックになると、機能不足のためか、物足りない。「何をするか」よりも、まずは「何ができるか」。アプリ等の機能を自在に追加できるスマートフォンは、ユーザーの潜在的な要求に応えられるのだろうか。
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