8割弱が損保会社を信頼
社団法人日本損害保険協会は16日、保険に対する意識調査の結果を発表した。
2009年、2010年の調査と比較した結果、損害保険会社について「信頼できる」、「ある程度信頼できる」と答えた人が増加。保険への信頼感は全体的に改善されていることがわかった。
「信頼できる」「ある程度信頼できる」と答えた人は、2009年の調査では、73.3%だった。2010年には77.6%、2011年には78.4%となった。
意外に低いインターネット利用
契約の経路については、67.6%が「代理店」と答えた。インターネットや電話は34.1%にとどまっており、対面しての販売を重要視する顧客層の姿勢がうかがえる。
また損保保険会社に対する情報収集もテレビが45.3%とインターネットの36.0%を上回った。
信頼できる・できないの判断基準も「感覚・イメージ」が「実体験」や「ニュース・報道」を大きく上回っており、詳細な情報よりテレビCMなどのイメージに左右される消費者の動向がうかがえる結果となった。
◆損害保険業界に対する消費者の意識調査(2011年5月実施)
http://www.sonpo.or.jp/news/file/00611.pdf