松山市職員ら3人を逮捕
9月10日、愛媛県警捜査2課などは地方公務員法(守秘義務)違反の容疑で松山市職員ら3人を逮捕した。
逮捕されたのは、松山市総務部技術管理課主幹で51歳の山田守容疑者(同市勝山町1)、北条建設社長で43歳の中野真由美容疑者(同市河野中須賀)、同社取締役で48歳の白方克典容疑者(同市山越4)の3名だ。
3名とも容疑を認めているとのことだ。
容疑の内容
2010年4月から技術管理課主幹を務めていた山田容疑者は、2011年5月頃、松山市が発注する土木工事に関する情報を中野容疑者および白方容疑者に漏らした容疑がかけられている。山田容疑者は公共工事の請負にかかわる審査、評価業務の責任者だったため、このような情報を知っていたものとみられている。
一方、中野容疑者と白方容疑者は、山田容疑者がこの情報を漏らすようにそそのかした容疑で逮捕されている。山田容疑者と他の2人の容疑者は過去の市発注工事を通じて知り合っていた。
北条建設は、松山市の指名業者であり、2010年度は8件計6600万円を、2011年度8月末までに3件4000万円の仕事を落札している。
一度このような事件が発覚すると、すべてこのような不正な手口で受注が行われているのではないかという憶測をしてしまうため、今後このようなことがないように気を引き締めて仕事をしていただきたい。
松山市
http://www.city.matsuyama.ehime.jp/