ユニクロといえば
ユニクロを代表する商品といえばフリースを思い浮かべる人は多いはず。フリースだけに限ったことではないが、服はボロボロになるまで着てから捨てる派と、まだ着られる服でも捨てて、新しい服を購入する派の大きくわけて2通りに分かれる。押入れに眠るまだ着ることができる服の処置は誰しも悩むところだ。
ユニクロのCSR活動
ユニクロは、CSR活動の一環としてユニクロの商品を対象とした、全商品リサイクル活動を行っているのをご存知だろうか?2001年9月から始まった「フリースリサイクル」は有名で、2006年に「全商品リサイクル」となった。海外では2011年3月に韓国でも開始され、この9月1日からは、アメリカ、イギリス、フランスでも開始されるという。
ユニクロはCSR(企業の社会的責任)活動の一環として、全商品リサイクル活動を行っており、服を生産し、販売するだけでなく、使用後不要になった商品を回収し、リユース・リサイクルを行い、服の価値を最後まで最大限に活かすことも重要な責務と考えている。2006年に活動を開始した当初は、工業用繊維などの「材料」としてのリサイクルと考えていたが、回収した衣料のほとんどがまだ着られる状態であったことから、「服」は「服」のまま役立てるために、リユースとして世界中の難民・避難民へ届けする活動を開始したとのこと。
世界に広がるリサイクル活動の輪
日本国内から韓国へ、さらに2011年9月1日からフランス、イギリス、アメリカへと拡大し、将来的にはユニクロが出店している世界のすべての国での回収を目指しているというユニクロの商品リサイクル活動。日本企業の国際貢献の新しい有り方として、同業他社を始めとする日本企業にとっては参考になる部分が多いのではないだろうか。
実施期間 : 通年
回収場所 : 各国内のユニクロ全店舗
対象商品 : ユニクロで販売された全ての商品
※濡れたままのもの、汚れの著しいものは対象外
※事前に家庭で洗濯されたもの
株式会社ユニクロ