前原氏の3月の外国人献金問題
菅氏が民主党の代表を退く旨の記者会見を行ってから間もないが、民主党の代表戦に立候補する人が多く、熾烈な戦いとなりそうだ。
前原氏も民主党の代表戦に立候補しようとしている1人だ。そんな前原氏には、2011年3月に発覚した在日外国人からの25万円の献金問題で外務大臣を辞任した過去がある。
前原氏に献金していたのは京都市内の在日韓国人の女性だった。この在日韓国人女性は、前原氏が幼いころからの顔見知りで、かわいがっていたことから献金を行っていたという。しかし前原氏にこの献金の話をしたことはないため、前原氏がこの献金を知っているわけがないと話していたようだ。
一方の前原氏も取材に対し、外国人献金が違法とされていることを知らなかったし、知っていたら献金するはずがないと答えていた。つまり、両者の言葉とおりであれば、前原氏も在日韓国人女性にも故意がないということになる。
今回公表した外国人献金問題
前原氏は8月27日に会見を開き、2005年~2010年にかけて、在日外国人4名と在日外国人が代表取締役となっている法人1社から、合計59万円の献金があった旨を公表した。
前原氏は、今回の在日外国人4名からの個人献金については、在日外国人と認識していたものの、献金を受け取っていることを知らなかったと釈明した。そして法人1社については、代表取締役が在日外国人であることを知らなかったと釈明した。
すでに献金は返金されているとのことだが、3月に続く今回の外国人献金問題で前原氏への支持票がどのようになるのかがわからない。混戦となっているだけに気になる公表だ。
民主党代表選挙
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