5時間中4時間睡眠 しかも距離に疑惑
日本テレビの名物番組、「24時間テレビ」で、今年はタレント徳光和夫氏が長距離マラソンのランナーとして無事完走を果たした。
ツイッターなどでは、徳光氏の様子が刻々と伝えられ、「走らず休憩ばかり」や、「実際の距離は公表されているものより20kmも短いのでは?」との声が寄せられた。
徳光和夫氏は70歳。「24時間テレビ」ではこれまでで最高齢のランナーだった。
ツイッターを利用した専用の中継サイトでは、「スタートして5時間で4時間睡眠(TV中継一切なし)」など、よく休む徳光氏の様子が伝えられた。
もし倒れていたら、保険金は支払われる?
高齢ということもあり、心配されるのが健康面の急変だ。タレントの松村邦洋氏が東京マラソンで心肺停止状態になったケースは記憶に新しい。
生命保険や入院保険の中では、危険な行為による被害を「免責事項」としており、保険金が支払われないことがある。
70歳が真夏に63キロ(公称)を走ることは、この危険行為にあたるのではないか、と懸念される。
記録を見ると、2005年のホノルルマラソンでは、70代以上で完走した人が、男女合わせて200人以上いる。また、2010年には92歳の女性が完走した。
海外旅行保険でも、こういった高齢でのマラソン参加を特に免責事項とはしていないことから、かなり一般的な行為、と見なされていることがわかる。
◆24時間テレビ
http://www.ntv.co.jp/24h/◆ゲンダイネット
http://gendai.net/articles/view/geino/132207